マイケル・ジャクソンの大ヒット曲『スリラー』のショートフィルムを監督した他、
『狼男アメリカン』や『ブルース・ブラザーズ』 、 『サボテン・ブラザーズ』
『大逆転』 などの作品を手掛け、1980年代のハリウッド映画を牽引した
ヒットメーカー、 ジョン・ランディス監督の初の著書、 『モンスター大図鑑~
SF、ファンタジー、ホラー映画の愛すべき怪物たち~』の日本語翻訳に
携わりました!(ネコ・パブリッシング刊、日本映像翻訳アカデミー/
メディアトランスレーションセンター協力)。
同書は、“映画に出てくるモンスター”をテーマに、ジョン・ランディス監督が
古今東西のホラー映画、怪奇映画およそ900本を、自ら独断と偏見で厳選し、
「吸血鬼」「猿」「機械」などの項目ごとに、劇中のモンスターを紹介していく
ビジュアルガイド。
著者のジョン・ランディス監督は8歳の頃、『シンドバッド七回目の冒険』
(現タイトルは『シンドバッド7回目の航海』)を観て映画監督を志し、処女作
『シュロック』で自ら類人猿の着ぐるみをかぶって出演した逸話を持つ
大の映画フリークです。
それゆえ同書では、史上初のSF映画とされるサイレント映画『月世界旅行』
に登場する宇宙人や、ドイツ表現主義映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』 、戦前の
ユニバーサル映画はもちろんのこと、日本が世界に誇る往年の東宝特撮
映画や、 旧大映時代の 『ガメラ』も登場。
しかも、新藤兼人監督の『鬼婆』、『藪の中の黒猫』、 小林正樹監督の
『怪談』、Jホラーの代表格 『呪怨』シリーズや、金子修介監督の
『DEATH NOTE デスノート』など、日本の読者になじみ深い作品も掲載
されています。
さらに特筆すべきは、モンスター映画の巨匠たち8人とジョン・ランディス監督の
夢の対談……! クリストファー・リー、ジョー・ダンテ、サム・ライミ、
デヴィッド・クローネンバーグ、ギレルモ・デル・トロ、レイ・ハリーハウゼン、
リック・ベイカー、ジョン・カーペンターの計8人と、ジョン・ランディス監督が
“モンスター映画”の定義をめぐって熱く語るトークは必見です。
同書は、来る1月25日(金)より全国の主要書店および各オンライン書店
にて発売予定です。ぜひこの機会にご一読くださいませ!