弊社代表:水科哲哉の2冊目の書き下ろし単行本『デスメタルインディア』 (パブリブ刊)が4/14(金)より全国の主要書店およびオンラインで発売されます! 副題は「スリランカ・ネパール・パキスタン・バングラデシュ・ブータン・モルディヴ」で、インドだけでなく南アジア一帯のメタルバンドを収録した驚愕の大全集です。
インドの成長率は6.7%と主要国で最も高く、近い将来日本を抜き去り、世界3位のGDP大国になると予想されています。ゼロを発明したことで知られるとおり民族的に数学の才能に秀でており、シタールなどの多弦楽器に慣れ親しんでいて、変拍子や複雑な曲構成の伝統音楽の下地があるため、Djentやプログレッシヴメタルにおける潜在能力が高く、続々と秀逸なバンドが登場しています。また、事前知識がなければ「全米Top40にチャートインしたメインストリーム系ロック」と言っても疑われないようなクオリティのバンドも多数出現しています。
Bloodywood
まるでボリウッド映画音楽をメタル化したようなYouTube発のラップ・フォークメタル
Demonic Resurrection
インドシーンの頂点に君臨する料理番組シンフォニック・ブラックメタル
Skyharbor
BABYMETALアメリカ南部ツアーをサポートした米印混成モダンメタルの旗手
Undying Inc.
硬質なグルーヴ感覚と複雑なフレーズを絶妙に同居させたプログレッシヴ・メタルコア
Arogya
ヴィジュアル系のような出で立ちで元々はネパール語詞の曲をプレイしていた5人組
Girish and the Chronicles
Whitesnake、Mr. Bigなどとレーベルメイトになった正統派の4人組
Gutslit
ターバン姿の6弦ベーシストが率いる実力派ブルータル・デスメタル
Kryptos
聖地Wackenでフルセットのステージをインド勢として初めて披露した正統派
Millennium
1980年代のヘヴィメタル全盛期に産声を上げたベンガルールの最古参バンド
書名は便宜上、『デスメタルインディア』となっていますが、本書はインド以外の南アジア各国のシーンも徹底調査しており、前述のBloodywood、Demonic Resurrection、Kryptos、Skyharborをはじめ、南アジアで人気のメタルバンド14組、メタル関係者3人のインタビューに成功しました。
それだけでなく、日本勢として史上初めて2012年にバングラデシュとインドでライヴを敢行したブラック/スラッシュメタルバンドAbigailのJero氏による貴重な体験記も、インタビューという形で掲載しています。
南アジアの専門家2人による査読済みの各種用語集に加え、「面白ミュージックビデオ」「エリート高学歴メタラー」「世界のインド系メタラー」など、本書は南アジアのメタルを知る上で欠かせないコラムも多数用意しました。
本書は、4/14(金)からパブリブにて発売されます。是非この機会に本書をお買い求めください!