韓国映画の面白さを紹介し、映画を楽しんでもらうことを大前提にしつつ、映画を観ながら知らず知らずのうちに韓国社会についての知識が身につき、さらに韓国に興味をもつことのできる1冊。
韓国映画ファンはもちろん、映画やドラマ、音楽に触れ、韓国の社会や近現代史に関心をもちはじめた人(高校3年生以上のレベルを想定)でもわかりやすい歴史解説、重要人物や事件の解説、映画を楽しむためのコラムが充実。
韓国映画を時代で読み解く第1部の“横断的解説”、社会のテーマで読み解く第2部の“縦断的解説”により、いくつもの映画を続けて観る楽しみを後押する。
監修は明治学院大学国際学部教授の秋月望先生。解説・作品紹介は、暉峻創三(大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)、佐藤結(映画ライター)、下川正晴(元・毎日新聞ソウル支局長)、西村嘉夫(シネマコリア代表)、鄭琮樺(韓国映像資料院専任研究員)、五味洋治(東京新聞論説委員)ほか、映画評論家や韓国文化に精通した執筆陣。話題の新作から不朽の名作まで、100本以上の作品を徹底紹介しながら“わかりやすく深く”韓国映画の魅力を伝える。2015年12月初版。
【目次】
映画から見える韓国の表象
時代で読み解く韓国映画
・時代Ⅰ 1910年~1945年
・時代Ⅱ 1945年~1962年
・時代Ⅲ 1992年~1979年
・時代Ⅳ 1979年~1993年
・時代Ⅴ 1993年~2015年
社会のテーマで読み解く韓国映画(南北問題;家族;スパイ ほか)
映画史で読み解く韓国映画
仕様 | A4版並製 144頁 |
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価格 | ¥1,620円(税込) |
発行 | キネマ旬報社 |