ハーバー法のエンタルピーからアボガドロ数まで、化学をしっかりとした学問に変えた「数」にまつわるエピソード100話を紹介した『化学が好きになる数の物語100話』ジョエル・レビー著、松本正和監訳、佐藤聡訳)の日本版語制作に協力しました!

本書の「はじめに」には、次のように書かれています。「錬金術が失敗したり偽りとされているのは、数を使わなかったからです。数こそが、錬金術の魔術と神秘主義を、科学としての化学に変えたのです」

本書では、化学をしっかりとした学問に変えた「数」にまつわるエピソードを100話紹介いたします。とても小さな原子や分子を取り扱う化学の世界には、ごく微小なものから、驚くほど大きなものまでいろいろな表情をもった数が登場します。化学者が追い求めた「数」がどれだけ重要かは、集められたエピソードからありありとわかります。

監訳者には岡山大学異分野基礎科学研究所准教授の松本正和氏を、翻訳にはアメリカの名門スタンフォード大学の客員研究員だった経歴を持つ佐藤聡氏をお迎えしました。

本書を通して、化学の知識や化学の発展の歴史に触れることで、化学の楽しさや奥深さを感じることができるでしょう。読めばきっと、化学が好きになる1冊です。

本日10/31(土)よりニュートンプレスにて好評発売中なので、是非この機会に本書をお買い求めください!