心理学界の著名人物、研究や理論、出来事など上下巻合わせて計250の重要トピックを、紀元前1万年から現代までの時系列順に網羅した心理学の歴史大事典。原著者のウェイド・E・ピックレン著氏はフロリダ大学で心理学と科学史の博士号を取得しており、古代の幸福哲学から骨相学、性的タブー、電気ショック療法、解離性同一性障害、悪の性質など、物議を醸すトピックも本書でわかりやすく解 説。1トピック=1ページに簡潔にまとめられた体裁で、美麗な関連写真や絵画などもふんだんに盛り込んでいるので、とても読みやすく、論理的理解と視覚的なインスピレーションを同時に味わえる。2021年3月初版/上巻296ページ、下巻232ページ。

著者ウェイド・E・ピックレン
監訳川口潤(追手門学院大学心理学部教授、名古屋大学情報学研究科価値創造研究センター特任教授)
訳者大森佳子、久米佑天
分野心理学