史上最悪とされる原発事故を起こした旧ソ連、現在のウクライナにある
チェルノブイリ原子力発電所から30キロ圏内の立入禁止区域の
ありのままの光景をカメラにおさめた静謐なるドキュメント……
その名も、『原発事故20年――チェルノブイリの現在(いま)』
(ピエルパオロ・ミッティカ著、柏書房刊)を、児島修さんが翻訳しました!
本書の著者ピエルパオロ・ミッティカ氏は、チェルノブイリのほかに、
ボスニア、コソボ、バングラディシュ、中国、ベトナム、インドネシアなどを
訪れ、社会に対して強烈に問いかける写真を撮り続けているイタリア人
カメラマン。
本書は、チェルノブイリ原発事故による被爆汚染地域のその後を
追い続けた氏が、2002~2007年にかけて撮影したモノクロームの
写真83点を収録。
また、修道女であり、ガン研究学者、反核平和運動家として世界的に
知られるロザリー・バーテル女史を始めとする有識者の寄稿文や、
放射能汚染の広がりを地域ごとに平易にまとめた図版が随所に
盛り込まれています。
さらに日本語版の刊行にあたっては、東日本大震災発生後の福島
取材をふまえた、日本の読者へのメッセージも追加採録。
1986年のチェルノブイリ原発事故発生から25年の時を経て、再び発生
した「レベル7」(国際的な事故評価尺度/INES)の大惨事の共通点を
問いかけています。
同書は、全国の主要書店および各オンライン書店にて好評発売中です。
ぜひこの機会にご一読くださいませ!
【急告!】
本書の刊行を記念して、来る11/12(土)15時~、ピエルパロオ・ミッティカ氏の
来日トークイベントが開催されます(於・アーツ千代田3331)
演題は、『チェルノブイリからフクシマを見つめて』
⇒ チラシはコチラ
当日は、岩上安身さん(ジャーナリスト)、開沼博さん(社会学者)、ドリアン助川
こと明川哲也さん(ボーカリスト、作家、詩人、俳優)が登壇する予定です。
参加無料(定員70名様)なので、ご関心のある方は下記をご参照のうえ、
ふるってお申し込みください。
『原発事故20年――チェルノブイリの現在(いま)』
刊行記念トークイベント
チェルノブイリから福島を見つめて●日時:2011年11月12日(土) 15時~17時(14:30開場)
●登壇者:ピエルパオロ・ミッティカ氏
岩上安身 さん(ジャーナリスト)
開沼博 さん(社会学者)
明川哲也(ドリアン助川)さん(ボーカリスト、作家、詩人、俳優)
●場所:アーツ千代田 3331 (〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14)
●定員:70名様(参加無料)【参加申込方法】
●参加申込は電話またはメールにてお願い致します。
●電話の場合は、柏書房イベント係〔03-3947-8251〕までご連絡ください。
●メールの場合は、件名を「『原発事故20年』イベント」としていただき、
本文に氏名、連絡先、参加人数をお書き添えの上、〔eigyo@kashiwashobo.co.jp〕
まで送信ください。後日、主催者からメールにて予約承りの返事を致します