VAN HALENを見出し、アメリカン・ハード・ロック界の頂点へと導いた伝説のプロデューサー、テッド・テンプルマンが多彩なキャリアと音楽哲学を語り尽くした回想録。THE DOOBIE BROTHERS、LITTLE FEAT、カーリー・サイモン、ニコレット・ラーソン、AEROSMITHなど数多くのアーティストを手がけた音楽プロデューサー、テッド・テンプルマンは、いわゆるエンジニア出身ではなく、ミュージシャン(HARPERS BIZARREのメンバー)出身のプロデューサーとして、ジャンルにこだわらない、数多くの若き才能を発掘したことで知られる。中でも、VAN HALENを見出し、デビュー作『炎の導火線』から『1984』までをプロデュースし、彼らをトップ・スターへと導いた手腕は高く評価されている。大ヒット・アルバム制作の舞台裏が詳細に語られている。後年はワーナー・ブラザーズの重役(副社長)にまで昇りつめた。2022年1月初版/全576ページ。
著者 | テッド・テンプルマン(語り)、グレッグ・レノフ(聴き手) |
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翻訳 | 迫田はつみ |
分野 | 海外のロック・ポップス |